精神疾患による不眠から、SAS(睡眠時無呼吸症候群)まで、当院では睡眠の総合診療を行っています。
― 精神疾患による睡眠の問題から、SAS(睡眠時無呼吸症候群)まで ―
■ 睡眠障害は“こころ”と“からだ”の両面から治療が必要です
睡眠は、精神の安定・体の健康維持に欠かせない重要な機能です。
当院では、精神科的な睡眠障害とSAS(睡眠時無呼吸症候群)による睡眠障害の両方を診療し、睡眠の質を総合的に改善する治療を行っています。
■ 精神疾患による睡眠障害
うつ病・不安症・双極性障害・統合失調症などでは、寝つけない・途中で目が覚める・日中の眠気など様々な睡眠の問題が生じます。
当院での睡眠障害の治療方針
★精神疾患の治療と生活リズム調整
★睡眠衛生指導
★睡眠薬依存を避けた最小限の処方
★段階的な減薬支援・認知行動療法的アプローチ
■ 睡眠障害の“医学的原因”も総合的に調べます
睡眠障害の背景には、貧血・甲状腺機能異常・心不全・呼吸器疾患・生活習慣病などが隠れている場合があります。
当院では、必要に応じて以下の検査を行い、精神科以外の原因も総合的に評価します。
★採血検査(貧血、甲状腺、糖代謝など)
★心電図検査(不整脈、心機能の評価)
★胸部レントゲン検査(心臓・肺の異常)
★脳波検査(脳器質因の精査)※連携医療機関での頭部MRIなどの検査も追加可能
精神疾患に伴う睡眠障害だけでなく、“からだの病気”による眠りの質の低下も見逃さない診療体制です。
■ SAS(睡眠時無呼吸症候群)精査の流れ
当院では、初診・再診どちらでも、担当医に「SAS検査を希望」とお伝えいただくことで
SASの在宅簡易検査が可能です。
【1】SAS事前指導(看護師による療養指導)
●専門トレーニングを受けた看護師が、睡眠習慣・生活状況を確認
●SASの基礎説明、検査方法の案内
●約30分、在宅療養指導料の保険適応あり
●初回だけでなく、希望者は継続指導も可能
【2】医師による評価
精神科医・呼吸器内科医が、
●夜間の呼吸状況
●いびき・無呼吸の有無
●日中の眠気
●併存疾患
を踏まえて、SASの疑いがあるかを判断します。
【3】自宅での簡易SAS検査
○検査機器をご自宅へ郵送
○患者さんご自身で1晩装着して計測
○機器はそのまま返送するだけ
→ 通院せずに検査ができるため負担が少ない
【4】結果説明(次回外来)
主治医より、
●無呼吸指数(AHI)
●SASの重症度
●治療が必要かどうか
を分かりやすく説明します。
【5】CPAP治療の導入
中等度以上のSASと判断された場合、
●CPAP(持続陽圧呼吸療法)をご提案(当院で手配いたします)
●導入後は、当院で定期的にデータ確認とフォロー(主治医、呼吸器内科医)
●精神疾患や睡眠薬との併用リスクを考慮した専門的管理
●連携医療機関(呼吸器内科・耳鼻咽喉科)への御紹介
■ 当院の特徴
精神疾患 × 睡眠障害 × SASを一つの外来で総合診療
睡眠薬に頼らず、根本原因の特定と治療をまず重視
精神科・内科の視点から、突然死・生活習慣病リスクを下げる医療
在宅検査・CPAPの継続支援も充実
■ ご相談ください(責任担当医:中野祥行)
長く寝つけない、夜中に目が覚める
いびき・無呼吸を指摘された
日中の強い眠気
睡眠薬を減らしたい・依存が心配
精神疾患の治療中でも睡眠が安定しない
睡眠はこころとからだの健康を守る基盤です。
睡眠の質に不安がある方は、お気軽にご相談ください。