医療法人中村会 理事長
常総病院 院長
中野 護
静かな松林をぬける緑の風。
常総病院の諸施設は、安心して療養していただける自然豊かな環境の中にあります。そして心と身体のやすらぎを第一に、最新の診療と心からの看護で、健全な心身づくりのお手伝いをいたします。
明るく、晴れやかな明日のために。
昭和29年に設立。今年で71年目を迎え、茨城県指定を受けた取手市で唯一の精神科病床を持つ病院です。
精神科病床127床、療養病床30床の入院施設を持ち、臨床経験が豊かな精神科専門医による治療に加え、内科医により軽症であるプライマリーケアレベルでの精神科身体合併症への対応も実現しており、最近の精神科治療のニーズに応えるものとなっております。
中等症、重症身体合併症につきましては、近隣の総合病院との連携をとり、対応しております。
自立支援のため、デイケア・作業療法を積極的に行っています。
隣接する特別養護老人ホーム「さらの杜」との医療連携も行っています。
名称 | 医療法人 中村会 常総病院 |
開設日 | 昭和29年 |
所在地 |
〒302-0038 茨城県取手市下高井2371 |
電話 | 0297-78-8707 |
FAX | 0297-78-8708 |
診療科目 |
内科、精神科、神経科 |
病床数 |
精神科一般病棟127床 療養病床30床 |
関連施設 |
社会福祉法人香寿会 |
当院の精神・神経科では、
○アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、脳血管性認知症などの認知症
○統合失調症やその類縁疾患
○うつ病や双極性障害(躁うつ病)などの気分障害圏
○パニック障害や全般性不安性障害などの神経症
○老年期の特異的精神疾患
を中心として治療しております。
精神科の診断は共存する精神疾患も多く、鑑別診断には非常に繊細さが要求されます。
また、精神疾患を合併する身体疾患も年々明らかにされており、当院では診断補助や治療の正確性を上げるために、必要と判断された場合は採血検査等による身体疾患のスクリーニング、神経心理検査、脳波検査も行っています。
最新の脳画像検査につきましては、病診連携している近隣病院にお願いしております。
当院では社会復帰支援として通所リハビリとしてデイケア・作業療法も行っております。
身体疾患の合併した精神疾患の治療も、当院内科医(3名)が入院にてその治療をサポートしています。
中学生以下の方は当院では児童精神医学による専門的な治療・精密検査・心理療法・デイケアができないため、大変申し訳ございませんが、診察をお断りさせていただいております。児童・思春期精神科などの専門外来がある医療機関にてご相談ください。
精神疾患はご自身でもその症状が病気によるものなのか、判断がつきにくいのが特徴です。そして周りのご家族が一番初めに気づかれることが多いのも特徴です。
一番大事な事は「無理をして、つらい気持ちを我慢しない」ことです。
ご自身の症状が分からなくてお困りの際も、まずは当院へお気軽にご相談ください。
当院では、地域医療連携しております「特別養護老人ホーム さらの杜」「地域包括支援センター」との特別入所支援サポートを行っております(Shimotakaiモデル)。
入所の際に、認知症周辺症状やせん妄症状など、精神科医療のサポートが必要な方は、当院にて認知症診療医(老年精神医学会認定専門医)による短期入院サポート(アセスメントと内科・精神科治療)を行った上、入所調整も検討させていただきますので、まずは外来にてお気軽にお問い合わせください。
当院では、医療安全管理者を中心に、医療安全対策委員会を設置し、安全に配慮した医療を行っています。ご相談は医療安全相談窓口へお気軽にお問い合わせください。
医療法施行規則第1条の11、医安発0326第1号(R6.3.26)
当院では、ICT(感染制御チーム)を設置し、感染対策指針に基づいて院内感染の予防に努めています。患者さまと職員の安全を守るための体制を整えています。
健医発0331第1号(R6.3.31)
当院では、厚生労働省の定める「医療DX推進体制整備加算」に基づき、医療情報の安全管理体制を整備しております。
医療DX推進責任者:中野祥行 医師
情報セキュリティ責任者(CISO):中野祥行 医師
外部委託業者:東日本メディコム、SHINKO、潮田システム 等
バックアップ体制:3-2-1ルールに基づき、オフライン・オフサイトでの保管を実施
引き続き、安全で信頼できる医療情報管理の実現に努めてまいります。
医政発0329第1号(R6.3.29)
当院は、看護職員の処遇改善に取り組んでいます。夜勤負担の軽減や研修の充実など、働きやすい環境づくりを進めています。
保医発0305第5号(R6.3.5)